エイブル谷塚店のご紹介

谷塚（やつか）という地名の由来は、湿地である「ヤチ」にある塚（古墳）という説が有力です。谷塚には遺跡や古墳が多数見つかっていることから、昔から人が暮らしやすいエリアだったことが分かります。

江戸時代、谷塚は日光街道沿いの街として宿場が並び賑わいを見せました。文化財に指定されている瀬崎浅間神社は、日光街道沿いに社殿を構えています。創建年代は明らかではありませんが、江戸時代に流行した富士山信仰にならい、富士山を連想させる丘の上がふさわしい場所として、小高くなった丘のあるこの地が選ばれたとされています。社殿は文化財に指定され、神社周辺の環境は鎮守の森として大切に守られています。

1955年に谷塚町が草加町に合併されてからは、地域の核として草加市南部に広がる生活圏の中心を担っています。東京日本橋へと続く日光街道の役割は、時代と共に鉄道へ引き継がれ、1925年、日光街道と並行して東武鉄道伊勢崎線が開通、1962年には地下鉄日比谷線が乗り入れるようになりました。 これを機に、急速に谷塚エリアの人口が増え、谷塚駅周辺の開発が加速。さらに東武スカイツリーラインの完成で、谷塚は東京都、千葉県等、広範囲に渡り通勤可能な便利なエリアとなったのです。